鳥取市で四十肩の治療が人気の整骨院｜とっとり中央整骨院 | とっとり中央整骨院｜お悩み別ページ

【四十肩とは？】

四十肩は発病率に、男女差はありません。利き腕に関係なく左右どちらの肩にも起こります。50歳代を中心とする40～60歳代に多く見られ、加齢や過労・肩関節の柔軟性の低下など原因がはっきりしないとされています。四十肩とは、初めのうちは肩を動かすと痛む程度ですが、次第に安静にしていても痛むようになり、肩の可動域が狭くなっていき強い痛みを伴う症状のことを言います。

肩関節は『肩甲骨』『鎖骨』『上腕骨』と３つの骨で構成されています。肩まわりの筋肉や腱の血流循環が悪くなり、硬くなることで関節の柔軟性が失われ、肩がスムーズに動かなくなります。そうすると、肩関節にある『腱板』という「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」の4つの筋腱組織に炎症を引き起こし、その炎症が関節を包む袋である『関節包』に広がることで強い痛みとして現れます。

四十肩には、四十肩の進行に応じて炎症期・拘縮期・回復期の3つの病期があります。

炎症期

2～12週間程度続き、痛みが最も強い時期です。動かしていなくても痛みがあり、肩だけでなく腕全体にも痛みが出る場合があります。痛みは一日持続し、ズキズキとした肩の痛みで眠れなくなる夜間痛は多くの方が感じる症状です。痛みが緩和してくると徐々に関節の拘縮状態が進行していきます。

拘縮期

3～6ヵ月と長期に及ぶこともあります。肩関節自体が動かなくなり、肩の動きが制限されるため自力で動かすことが困難になります。関節包が肥厚・癒着して肩関節が硬くなってしまうためです。一日中あった痛みや夜間痛などは緩和していきますが、肩を動かした時の最後の部分での痛みが残ることが多いです。肩の動きが制限されるため手が背中に回らない・髪が結べないなど日常生活でも様々な問題が生じます。

回復期

まだ少し肩につっぱる感じなどの可動域制限が残るものの、拘縮が徐々に改善され痛みはほとんどなくなります。肩関節の拘縮が回復しつつあるため筋緊張を取り、無理のない範囲で動かすことで肩関節の柔軟性を取り戻すことのできる時期です。

【四十肩の治療法】

鳥取市のとっとり中央整骨院では、どの部分がどのような時に痛むのか詳しく問診した上で、理学検査・超音波治療で五十肩の炎症や負傷状況を確認して治療方法を決定していきます。四十肩は痛みが強いときは安静にしつつ、症状の程度によってはテーピングなどにより固定を行います。また、早期に疼痛を改善させるために、日常生活や仕事上で気を付けてほしい動作やストレッチング方法を指導させていただきます。

併せて以下のような治療方法を行う場合があります。

＜超音波治療＞

超音波とは人間の耳では聞こえない程度の高い周波数で振動する音波のことを指します。患部に温熱や振動を与えることが可能です。それにより血管を拡張させ損傷や炎症が起きている肩関節の筋腱組織を治療することができるので、四十肩の早期改善に効果的です。

＜ハイボルテージ治療＞

四十肩は肩関節に負担がかかり腱板やその周辺に炎症が起こっている状態です。ハイボルテージ治療は、炎症が起きている患部やその周辺の組織に高圧電流を当てる治療法です。ハイボルテージ治療を行うことで患部の血流循環を促進し、四十肩の疼痛や炎症の早期改善が期待できます。

＜手技治療＞

四十肩に関連する腱・筋肉・筋膜・靭帯・骨膜の硬さや癒着を取り除く治療です。四十肩は肩や腕をよく使われる方に多く見られる症状ですので、筋肉などの疲労により緊張しているケースが多いです。肩や腕の筋肉や腱は、肩甲骨まで繋がり関連しています。肩甲骨の可動域が低下している方は、それだけで四十肩も治りづらい状態になるので、肩甲骨周囲に対しても手技療法を行う必要があります。

＜鍼（はり）治療＞

鍼には特有の鎮痛作用があります。鍼治療により肩周囲の筋緊張を和らげ、血流循環を改善させていきます。患部の損傷の修復が促され、炎症が引くため早期改善に繋げることが可能です。